綿ジャケットの古いカビの染み抜き色修復

2017年01月13日

ヴィトンジャケット

染み抜き後

ヴィトンのジャケットに付着していた古いカビの染み抜きと色修復です。

綿素材のジャケットにこれだけの濃度のカビのシミが付いていると、部分的に染み抜き処理していくことになります
地道な作業ですがそれしかありません

こちらのお品物はしっかりと染色されている印象でした
ルイヴィトンさん、さすがだなぁと感心しながら作業させていただきました。

それでもこれだけの濃さのシミですから色が抜けることは想定内の作業でした

様々な色の洋服がありますけど、ベージュは色修復するにあたってけっこうやりがいがある色です
どういう風に色が抜けたのかによって差す色が違ってきますからそのあたりの調整が楽しいところです

今回は修復料金も高額になってしまいましたが、また着用していただける状態にまで修復できてほっといたしました

カビのシミ

綿のジャケット

拡大してみましょうか

こんな感じです

これだけのシミ数、料金は事前にテストしてリスクを想定した上で作業時間を想定して算出させていただきます
納期もこれくらいになると1ヶ月程度はいただくことになるかと思います

事前のお問い合わせである程度のお見積もりは出させていただくのですが、あくまでお写真を拝見し
経験上の予測でのお見積もりなので、ある程度の料金の幅は見ておいて欲しいです

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