2014年12月23日
こんばんわ、明日の土浦市、つくば市の天気は晴れ、明日から1週間はこの天気が続くようです。大掃除もはかどりますね。その前にクリスマスの準備でしょうか?サンタさんは素敵なプレゼントをご用意できていますでしょうか?とにかく忙しい年末、慌てず車の運転には注意しましょうね。
さて、今日はズボンの内股の擦り切れのお直しです。当店のお直しの中では比較的多いお直し事例です。スーツを仕立てるときには必ずツーパンツで作ります。イタリア生地の細番手の光沢がある生地は実は繊細で、破れやすいんですよね。それでもあのしなやかな肌触りと光沢が好きなので生地はイタリアのものを選びます。高いのに破れやすい・・・でもだからこそ美しいものってスーツ意外にも色々ありますよね。最近軽いアメカジにはまりスーツを着用する機会がほとんどありませんが(汗)ツーパンツで仕立てても、いつかは破れる・・・
最近はスリムパンツがはやり、ボディーラインにフィットしてかっこいいシルエットを出せますが、座って仕事する方や、立ち座りを繰り返す必要がある仕事の方は内股が破れやすくなります。
そしたら、穴が大きくなる前に補修してしまったほうが賢明です。内側にできるだけ近い生地を当ててミシンでタタキ修理します。針も細いものに交換、糸も細い糸でできるだけ目立たないように修理します。しかし、まぁズボンの内股をまじまじと見られることはまずないでしょうから、まずは丈夫にお直しすることが先決だと考えてやっております。
穴が広がる前に、どうぞご相談ください。
今回ズボンの内股修理は3,000円でした。生地が薄くなっているもう片方も補強しました。穴が開いていたわけではないので
片面10㎝×10㎝ 2,000円