2014年12月18日
今日も土浦市、つくば市地区は極寒の気温です。外に5分もいると手がかじかんで動かなくなります・・こういった中でも外でお仕事されている方もたくさんいらっしゃることでしょう。厚手の洋服一枚よりも、密着度の高いインナーを何枚も重ね着したほうがはるかに暖かいです。私は毎年冬になるとアンダーアーマーのコールドギアの極寒仕様を愛用していました。少しお値段しますが、外でお仕事される方にとっては毎日のことですから安いかもしれません。ぜひお試しください!
さて今日はジャンパーの袖口の穴あき修理です。ウールやカシミヤの素材は秋口から冬にかけて、虫に食われたというご相談が多くなります。おそらく春から夏にかけて収納している間に虫に食われてしまっています。今回は同じような糸を使ってかがりました。
よく防虫剤を入れたのになんで食われるの?と皆さん言われます。理由があります。市販の防虫剤はガス化するんです。だから防虫剤を入れてもガス化して一度扉を開けたら拡散してしまいます。
ではどうしたら虫食いにならなくてすむのか・・・
防虫加工して洗って下さい。
3月、4月、5月、は全てのドライクリーニング品に防虫加工をお付けしています。コストは上がりますが防虫加工剤を添加して洗うので1点1点に確実に浸透します。
ちなみにエンペントリンを使用したガス化もしない防虫加工ですので、人体に無害です。そして効き目は高いです。しかし、基本的に皮脂汚れやシミが付着しているとやはりそこは食べられてしまう可能性がありますので、オプションの染み抜きやウォータークリーニングを上手に利用していただきたいと思います。今までたくさんのお洋服を拝見してきましたが、穴が開いている部分はシミになっていたり、全体的に汚れていたりする場合が多いです。場合によってはクリーニングによって穴が開いたと勘違いされてしまう場合もございますが、ルーペでよく見ると虫に食われている部分は噛み切られたようなあとになっています。
まだ当店をお試しになっていない方はぜひ今年の春は大切なお品物をお持ち下さい。
洗浄力ナンバー1を掲げ洗いを追及してきましたので、汚れ落ちも本当にいいです。
ぜひよろしくお願いします!