2015年09月11日
長い雨も止み、都内へ革バッグ作りに行ってきます。
北千住で乗り換えです。書きながら乗り換え忘れないようにしないと..
靴のかかと修理です
すり減ってしまったクレープソールのかかとの修理です。中はEVAで外側が5mmのクレープ巻になっています。
クレープソールは接着が難しかったり色が染まらなかったり、削るとグラインダーはベトベトになったりと、なにかと扱いが大変なんですが、なんとか元の形に納めることができました。
レッドウイングベックマン。ハーフソールのみの交換。
すでにヒールは交換したので前部分のみ交換して欲しいとのこと。
今回はコスト重視で縫いはなし。接着のみになっています。ビブラム705
メラスの逆開オープンファスナー交換
メラスファスナー、YKKのファスナーよりも企画が大きく、スライダーのみ交換する方法は無理でした。
一応..
溶接で肉盛りも試したのですが、今回はうまくいかず..
メラスは国内に販売店がありますが、服飾メーカーさんとかでないとなかなか手にはいりませんです。笑
YKKの逆開オープンで最大のものは5番。少し小さくなってしまいますが、スライダーを取っ手交換タイプに変更し、もともとの取っ手を使うことで存在感を失うことなく納めることができたかと思います。
ジーパンの穴修理です
以前に下部分を修理してあったようで、今度は当て布が無い上の部分に力がかかっていたようです。
完全に塞いでしまいたいとのことでこのようになりました。内側はチェーンステッチがかかっているので外側から少し開かせてもらい修理しました。
遠目からだとこんな感じです
クリーニング店の投稿らしくシミ抜きの事例です、笑
通常のエリの黄ばみでもシミ抜きして薄く残ってしまうことはあります。カラーリング剤のシミはその可能性が少し強くなります。少し薄く残りましたが着ていて、エリ黄ばんでるなー、とは思われないレベルだと思いますがどうでしょうか?。
染み抜きで一番多いのが黄ばみのご相談。
この黄ばみのシミは奥が深くて、酸化による黄ばみ、染料による黄ばみ、タバコ、逆に蛍光染料が剥がれてしまっているもの、バックルのサビとか、本当に色々。
それぞれに落す方法が違います。
ご家庭でも酸素系漂白剤を5リットルくらいの40度くらいのお湯にキャップ1杯入れて30分くらい漬け込んで落ちるものもあります。
ただ注意していただきたいのは、目立たないところでの色落ちテストをすることと、シミ抜きしたあと水洗いできる素材や色であることが条件です。酸素系漂白剤での漂白に耐えられない素材もあるのでご注意下さい。大まかにですがやってはいけないのは、アセテート、トリアセテート、ナイロン、金属繊維とかです。
ちなみに革はボロボロになります^^;
テスト済。
まだまだ宅配便でお送りいただいているものや、以前からお預かりしており、お時間を頂き未解決のお品物もありますが、頑張って追いかけていきます!
とりあえず秋の繁忙期前までにいったん追いつきたいです^^;
帰りの電車、うとうとしながらブログの続きを..
誤字脱字ありましたら後ほど修正しますのでご勘弁を! 帰ったらまたご依頼品にとりかかりますね。
とりあえずおやすみなさい。