2015年09月21日
交換前の写真を忘れました。
レッドウイングアイリッシュセッターのオールソール交換です。
ビブラム4014に交換です。
全体的に古くなった油が酸化して固着していたので、一度クリーニングで全部落としてから再度新鮮な油を入れなおしました。
古い油が固着していると革も当然酸化します。
汚れすぎたブーツ、しばらく履いていなかったブーツ、硬くなってしまったブーツなどは一度クリーニングして 本来の必要成分を入れなおしてあげることも大切なメンテナンス方法です。
昨日は天気が良すぎてご来店少ないかと思っていましたが、遠方からわざわざ来ていただくお客様と色々服についてお話できました。
今年は暑かったせいかカビのご相談が多く、ウォータークリーニングを強くお勧めしています。
カビはドライに長時間漬け込むことで菌が死滅しますが、そんなに長く漬け込んで洗ってくれるクリーニング屋さんは工程上無理でしょう..
また、カビが生えるということは、そこに原因があるということ!
ウォータークリーニングで汗の成分や食べこぼし、ドライクリーニングでは落ちない水溶性の汚れをきちんと落とすことが必要です。
またかざまクリーニングでは、水洗いクリーニングの際に安全で強力な除菌を行います。しかもカビに対してはクリーニング後も効果が持続しないといけないので
持続性のあるものを独自に選んで使用しています。
今のところこれが一番安全で効果高いと感じています。
アルコール系は弱いです。
話は変わりますが、最近ワイシャツのクリーニングが宣伝していないのに増えています…
タネ明かしします。
当店の洗剤はマジメに汚れ落ちを研究し続けている兵庫県の松井化学さんから直接送ってもらっています。
界面活性剤率はコストに合わないくらい入っていて、助剤の配合が絶妙なのでずっとこれを使わせてもらっています。
ノリは消臭効果が高い光触媒配合でアレルギー物質を抑えます。シルクパウダーも配合しているので、着心地がガサガサしません。
だからイタリア製の細番手のワイシャツもしっとり柔らかく仕上がります。
当店のワイシャツクリーニングを気に入ってくれているお客様がこういうことを肌で感じて利用して下さっているとしたら嬉しい限りです。
ちなみに銀イオンによる消臭はだんだん黒ずんできますし、一度黒ずんだら塩素系漂白でも落ちにくい…
ただ消臭すればいいだけではなく、きちんと着る人のことを考えたらやはり光触媒が一番だと考えこれにしています。