2017年01月13日
汗をかく帽子は洗わないとどうしても変色してしまいます
犯人は汗の成分ですね
汗は乾いても生地に悪さをする成分はどんどん溜まって濃くなっていきますから
当然アルカリで生地が弱ってきます
変色してしまったものは色修復するしかないと思います
前回黒の色修復でお話したんですけど、これも結局紺色をそのまま差していけば良いわけではないのです
やはり色が抜けている場所、変色している場所によって差す色や濃さも変わってきます
本当に多いのは綿素材の変色の色修復のご相談
綿素材はご自分で洗えるものは一度水洗いしてみては?
もちろん洗濯表示に従って下さい
心配なものは当店でもクリーニングのご相談をお受けしております
かざまクリーニングではお客様がお品物を持って来て下さった時に
どうして持ってきてくれたんだろうって考えます
汗を落としたいのかなぁ?
袖口の汚れが気になったからかな?
それともなんとなくクリーニング出せばなんとなくきれいになる?
どんな思いで着てくれたのかをお品物を見て思います
できる限り喜んでいただけるように前処理を重点的にやる箇所など判断します
ただ洗うだけじゃなくて、どうなったら喜んでもらえるのかって考えてクリーニングするのが僕の考えです
クリーニング料金内で対応できない作業量の場合は必要以上に手をかけることはできませんが
何か気になる箇所などがあった場合にはぜひ受付の段階で言ってもらえた方が良いかと思います
場合によっては染み抜きが必要だったり、個別に手間をかけて処理をしたりプレスに手をかけたりする必要があったりします
もちろん料金は別途になりますが・・
でも、ただクリーニングに出すだけよりも一応言ってみて下さい
その方が最適な提案ができることが多いですよ
ちなみに汗をかき易い帽子(キャップ)などはご自宅で洗えるようだったらマメに洗って下さいね
基本的には洗濯表示にしたがって、ご自分でリスクが取れるようでしたらチャレンジ!
色落ちテストなどは必須です
お電話やメールでの洗い方などのお問い合わせはごめんなさい(汗)
ご返信すべきメールがありすぎて無理なのです
ぜひ店頭へご相談にいらして下さい
あ、クリーニング品も一緒にお願いします!