2017年01月15日
ダナーライトのソール交換とあんこの作成です
ダナーライトのあんこ(ソールの上の部分)は通常劣化しないもの、と思っていましたが
やはり酷使しているとこのような状態になるとこもあるようです
まれに見かけます
今回はソールの交換のほかにあんこを作成し直して交換しました
ソールは純正と同じビブラム148の黒
あんこの部分はEVAにて作成
ソール部分とヒール部分それぞれ厚みの違うものを合わせ純正と同じ高さに作成しました
横から見るとこんな感じです
その上にソールを装着し、ていねいにまわりを削ってバリを取って完成です
オールソールはそのままソールを貼り付けて出来上がるものと思われていらっしゃる方も多いようで
そうではなく、少し大きき目のソールを貼り付けてコバを削るのが通常です
ソールのサイズは大まかに大体4種類あって、その中から選定しますから、サイズや靴の形状によってはトラッド部分(溝)が
短くなったり長くなったりする場合もあります
オールソール交換の目安ですが、本底が磨り減って、その上の層まで磨り減りが達する前には行うのが望ましいです
かざまクリーニングでは良く出るタイプの他に僕の好みで常時20種類くらいのスポンジ、ラバー、革のソールを在庫しています
他にもネットで見かけたソールなどご相談いただくことも多いですが、その都度発注いたしますのでご相談ください
ビブラム製品は輸入品です
だから秋口などは4014のスポンジソールなどはけっこう卸さんのほうでも欠品が出始めます
そして次にいつ入ってくるか分からないものもあります
4014などは2、3ヶ月で入ってくる場合が多いですが
レアなものは半年以上かかる事もあります
あとはどうしても手に入らないものもあります
正確に言うと手に入らないのではなくて、輸入するのに1サイズ1ケース単位で海外から引く事になりますから
相当な仕入れ金額になります
だから卸さんが中間に入ってくれないととても個人でそれだけを在庫するのはリスクが大きすぎます
当店では国内大手の4箇所の取引先がありますので、まれにそういった相談に乗ってくれる場合もあります
だから、レアというのはそういうことなんです
寒さが、ヤバイです
最近はリアルファーを付けていると動物をかわいがっている方からの目線が気になります
芸能人でもリアルファーを身につけない方も増え、メーカー様でもリアルファーを製品に使用しないと決めたところもあるようです
でも今まで製品全体の質や暖かさの基準をリアルファーなのかフェイクなのかで判断していた(根拠は無い)僕は
今季wescのコートを買ってみてそれを覆された
スウェーデンのスノーウェア専門のブランドだけあってフェイクファーがついていても暖かい
仕事柄作業場で靴をいじったりしている時はダウンベスト(ちゃんちゃんこ的な感じで)を着用していて
ダウンジャンパーだと傷つけてダウンが飛び出すのも怖いし
カーハートみたいに何か雑に着れて暖かいものはないかと探していたところでした
今年はこれでいこう
でも、これまたすぐに染料とかで汚れてしまうんだろうなぁ