2017年01月19日
両開きファスナー、逆開ファスナーやダブルファスナーとも言われますが
よくある症状として、閉めても開いてしまうというもの
特にエレメント(ムシ)に損傷がなければスライダーの交換修理で直る可能性が高いです
ファスナー修理はこのスライダーの交換修理が一番多く、特にスライダー自体をいじることはあまりありません
場合によってはスライダー自体を修理する場合もあります
今回はコートの両開きファスナーが閉めても開いてしまうという事例
コートやジャンパーのファスナーは比較的修理が多く
革ジャンに関してはファスナー自体交換になる場合が多いです
なんでなのかな~と昨日風呂に入りながらちょっと思ったんですが
革ジャンってファスナーの片側を差し込む時に結構テープ部分に負担がかかるんですよね
あとはフィット感も重要だからピタピタにして着る事が多いじゃないですか
だから革ジャンのファスナーはテープ部分がダメになってしまうことが多い気がします
両開きファスナーで次に多いのが閉め上げた時にレールがずれる症状
これ、原因は両開きの下の部分のスライダーをきちんと一番下に手で固定できずに
上のスライダーを上げてしまった場合におきる事が多いです
逆開オープンファスナー(両開き)は必ず左のスライダー(日本式の場合)
※アメリカ式は右に差し込むようになります
が、一番下まできちんと下がるように固定しながら上のスライダーを上げるようにしてみて下さい
上のスライダーを閉め上げる時に下のスライダーがあがらないように
ここを気をつければ左右のレールがずれてしまうというトラブルは少なくなるかと思います
もしずれてしまった時には無理に引き抜こうとするとファスナーが壊れたりすることもあるので
無理せずに当店までお持ち下さい
なんでもそうですがやはりコツがあります
ファスナーの左右がずれただけならばそんなに高額にはなりませんから
ただ、そのずれる原因があった場合には元から修理または交換してしまったほうが良い場合もあります
解決しない場合はかざまクリーニングホームページの「ご相談・お見積もり」のページからお写真を添付してご相談下さい
写真はスマートフォンで撮影する前に一度撮影サイズを小さくしてから撮影して下さい
あまり大きいサイズだと添付できないようです
よろしくおねがいします