2016年06月17日
紳士ズボンの内股のすり切れのお直しです。
擦り切れて開いた穴はそのままにしておくと必ず広がります。また、穴が空いている部分の周辺は穴あき予備地帯です。早めにお直ししてしまったほうが修理料金も安くすみます。
かざまクリーニングでは擦り切れのミシン修理も豊富な糸色でなるべく目立たないように対応しています。
中には修理しても目立つものもあります。
縦糸と横糸の色が違う場合、光沢感があるもの、黒色の生地などはミシン跡が目立つ傾向にあります。
しかしズボンの股の部分は履いていれば通常ほとんど見えない部分でもありますからそんなに気にする必要はないなどにと思います。
またクリーニングする前には穴が空いていなかったのにクリーニング後に穴が開いてしまったという場合もまれにあります。
こういった事例は周辺部分の擦り切れ具合などから判断して、ほとんど使用による磨耗が原因な場合がございます。
このようなこともあるんだなー、という程度で知っておいていただけたら嬉しいです。
かざまクリーニングではお直しサービスを始めて今年で2年目になります。
現在は擦り切れや、傷、穴、ファスナーの修理交換、ズボンのウエスト調整、丈つめ、巾詰めなどに特化させていただいており
そのためのミシンや豊富な糸数、ファスナーの在庫なども揃えております。
またコスト重視で低料金でお直しする方法なども提案させていただいております。
しかしながらリメイクや大幅なサイズ変更などはテーラーのご経験を持つお直し屋さんにきちんとした採寸を行ってもらい全体のバランスを考えてもらった上でお直しされることをお勧めいたします。
宅配サービスでのお直しはそのあたりに弱点があると思います。
これからビデオチャットなどでそのようなサービスをするお店もでてくるのでしょうか?
当店は現在得意な部分を突き詰めさせていただいております。
大幅なサイズ変更などの高度な技術を要するお直しは無償でご紹介もさせていただいておりますのでぜひご相談下さいませ。